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白アリの種類・分布・被害
日本において、被害を大きく与えるシロアリには、「イエシロアリ」と「ヤマトシロアリ」の2種類があります。
アリの羽アリとは、特長が違います。
羽アリの色や形・時期・時間帯から白アリの種類がわかります。
ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリは、特別に加工した塊状の巣はつくらず、加害箇所が巣をかねており、適当な生活場所と餌を求めて集団で移動する修正があります。建物では土台や床束・大引・根太など、主に建物下部を加害します。
イエシロアリ
イエシロアリ写真
イエシロアリは、建物や地中に塊状の大きな巣をつくり、普通数十万匹、大きいものでは100万匹にも達します。
したがって、加害速度も速く、被害は激烈です。建物の乾燥した木材dも水を運んできて湿しながら加害しますので被害は建物全体に及びます。
シロアリとアリの違い
白アリの羽蟻
<白アリの羽蟻>
 触角:直線状
 羽:前・後が同大
 胴:くびれていない
アリの羽蟻
<アリの羽蟻>
 触角:L字型
 羽:前が大きい
 胴:くびれている
分布
イエシロアリは、神奈川県以西〜九州地方に広く分布しています。
分布図